木の皮の繊維によるしな織は
「日本三大古代織」に数えられている
「日本三大古代織」に数えられている
温海地区の雪深い山間集落・関川では、古くからどの家庭でもしな織が行われてきました。起源は定かでないものの、沖縄の芭蕉布、静岡の葛布と共に「三大古代織」に数えられています。
昭和60(1985)年以降は、集落内に建立した「関川しな織センター」を中心に、地域住民が協力しながら生産を継続。平成17年には、新潟県村上市(旧山北町)で生産されるしな布と共に、「羽越しな布」として国の伝統的工芸品指定を受けています。
昭和60(1985)年以降は、集落内に建立した「関川しな織センター」を中心に、地域住民が協力しながら生産を継続。平成17年には、新潟県村上市(旧山北町)で生産されるしな布と共に、「羽越しな布」として国の伝統的工芸品指定を受けています。
しな布は、四季の移り変わりとともに
時間と手間をかけて丁寧に作られる
時間と手間をかけて丁寧に作られる
関川で継承するしな織は古代からの方法を受け継ぎ、梅雨時期にシナノキを伐採して皮を剥ぎます。夏~秋に繊維を取り出し、雪が降り始めたら糸をつくり、春までに「しな布」を織ります。現在は伐採から糸づくりまでを各家庭で、その後の織りと商品加工をセンターでと分業で生産。耐水性・耐久性に優れ、涼しげな凛とした独特の風合いが大きな魅力です。
● バッグ類 ●帽子類 ●小物類
関川しな織協同組合(関川しな織センター)
〒999-7315 鶴岡市関川字向222
電話:0235-47-2502 FAX:0235-47-2333
電話:0235-47-2502 FAX:0235-47-2333