寛永16(1639)年には
岩根沢で漉かれていたという西山和紙
岩根沢で漉かれていたという西山和紙
この地方の和紙づくりは、出羽三山信仰で賑わった江戸時代から西山和紙の名で漉き継がれていました。明治時代には200戸以上が冬期間の貴重な現金収入源として紙を漉いていましたが、高度成長期になって激減。飯野博雄氏が月山和紙と名を変えて平成7年までその技術を守っていました。現在は大井沢にある和紙工房で受け継いでいます。
日本画にも適した月山和紙は
画家や画学生からの注文品も多い
画家や画学生からの注文品も多い
国産楮(こうぞ)だけを使い、薬品漂白は行わず、ソーダ灰による煮熱と製法と原料にこだわった手漉き和紙です。昔ながらの月山判は30×78cmとサイズが小さく、地元楮100%の板干し自然乾燥です。また、地理的特徴を活かした和紙づくりを心がけ、山形の特産である紅花や、大井沢のヤマブドウなどを取り入れた和紙を漉いています。
●巻紙 ●草木染セット ●レターセット ●短冊
大井沢工房さんぽ(三浦一之)
〒990-0721 西村山郡西川町大井沢3425-24
電話&FAX: 0237-76-2088
電話&FAX: 0237-76-2088
紙屋 作左ヱ門(西川町自然と匠の伝承館内)
〒990-0721 西村山郡西川町4110
電話:0237-76-2112 FAX:0237-76-2115
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