![人形「うどがわら人形」庄内地域酒田市](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/detail/10-09img/cate-ti10-9.gif)
![うどがわら人形内裏雛の写真](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/detail/10-09img/cate10-pct09-1.jpg)
![歴史と概要](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/Category_img/cate-ti10-li1.gif)
江戸時代から湊町・酒田に伝わる
豊かな色彩の、素朴で温かな土人形
豊かな色彩の、素朴で温かな土人形
北前船で京都から伝わった伏見人形が原型といわれる土人形。江戸末期に大石助右衛門が作り始め、代々受け継がれてきました。木型は上方の彫り師によるものと思われ、吉祥人形が主だったようです。人形は木型と土型を使って作られてきましたが、明治の中頃からは土型が主流になり、大石家独自の型も作られるようになりました。昔話にちなんだものや優雅な風俗人形・モダンガールなど、独特な姿が目を引きます。現在は鵜渡川原人形伝承の会が伝承と保存会活動を続けています。
![三味線ひき土型の写真](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/detail/10-09img/cate10-pct09-2.jpg)
三味線ひき土型
![技法と特色](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/Category_img/cate-ti10-li2.gif)
豊富な型と丁寧な筆使いによる鮮やかな色彩が特徴
膠や胡粉、顔料による伝統工法を守り継ぐ
膠や胡粉、顔料による伝統工法を守り継ぐ
粘土を型に詰めて人形のかたちを作ったら、乾燥させて素焼きにします。それに膠(にかわ)で溶いた胡粉(ごふん)を数回塗って下地を整え、さらに膠で溶いた顔料で彩色して仕上げる、昔ながらの工法です。型の種類は、恵比寿・大黒・布袋などの吉祥人形、桃太郎日本一・牛若弁慶などの昔話に因んだもの、たらい持ち女・バレリーナのような風俗人形など200余種。誕生祝に贈るなど、庶民の人形として郷土の人々に長く愛されてきました。
![主な製品](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/Category_img/cate-ti10-li3.gif)
●牛若弁慶 ●桃太郎日本一 ●バレリーナ ●たらい持ち女
![牛若弁慶の写真](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/detail/10-09img/cate10-pt09-1.jpg)
![桃太郎日本一の写真](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/detail/10-09img/cate10-pt09-2.jpg)
![バレリーナの写真](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/detail/10-09img/cate10-pt09-3.jpg)
![たらい持ち女の写真](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/detail/10-09img/cate10-pt09-4.jpg)
鵜渡川原人形伝承の会 事務局
〒998-0046 酒田市一番町1-5
電話&FAX: 0234-23-0015
電話&FAX: 0234-23-0015
![](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/special_img/sp_bar.gif)