人形「獅子人形」庄内地域鶴岡市
獅子人形の写真
歴史と概要
まちおこしのため、藤島の婦人たちが
針金一本から手づくりで創作
古くから「獅子の郷」として知られる藤島地域。室町時代に舞楽から派生したともいわれるこの獅子踊りは、現在でも毎年5つの神社で奉納されている伝統芸能です。その獅子の姿を、本物の鳥毛や和紙を材料に、手間隙かけて作られたのが、この獅子人形。まちおこしの一環として平成7年から作られ始め、「東北むらおこし物産展」で金賞を受賞しました。時間のかかる手作業のため、受注生産となっています。

人形製作作業の写真
技法と特色
題材は藤島獅子踊り
「大地躍動」と名づけられた獅子人形
獅子人形は両所神社の獅子が原型です。濃紺に白さ鮮やかな波模様と千鳥が舞う衣装、赤と白金銀色に輝く獅子頭は、まさに「大地躍動」の如く勇壮な姿です。製作開始から15年。時を経て衣装の色が褪せるという問題も、試行錯誤の末に解決しました。87工程の部材を根気強く切り貼りし、一体に10日間もかかる作業の末にできあがる、手づくりならではの味わいのある作品となっています。

主な製品
●頭の置物 ●額装獅子 ●獅子人形 大・小
頭の置物の写真 額装獅子の写真 獅子人形(大小)の写真

お問い合わせ先

ふじしま観光協会
〒999-7601 鶴岡市藤島字笹花33-1
電話&FAX: 0235-64-2229

※現在活動している団体がないため生産できません。