その他工芸品「藁細工」庄内地域鶴岡市
藁細工の写真
歴史と概要
先人から受け継がれた藁文化と藁細工は
藤島の有機農業のシンボル
日本の稲作は2000年以上の歴史があり、人々の暮らしは藁文化、藁細工で守り育てられてきました。庄内たがわ農協藤島支所では昭和60(1985)年に、農業のあり方を追究しようと、農協組織の中に有機農業研究会と藁細工研究会を発足、運動を始めました。毎年開催している日本藁文化大祭や、フランスや台湾での国際交流とともに、地域の子どもたちにも藁細工を伝承し続けています。

しめ縄飾りの写真
技法と特色
一本一本の稲わらに心をこめる
伝承の素朴な手作りのあたたかさ
材料の稲わらは刈取りから乾燥まで、すべて手作業。しなやかで作りやすいササニシキを材料に、昔ながらの綯(な)う、縒(よ)る、編む、束ねる、結ぶといった藁細工を行っています。製品はしめ縄、雪靴、草鞋(わらじ)、バンドリ(背負い作業の背当)、ベンケイ(保存用の串刺し)、鍋敷きなど、昔から暮らしに使われてきた生活用具で多岐に渡ります。

主な製品
●円座 ●わら筆 ●猫ちぐら ●民芸品 ●わらじ
円座の写真 わら筆の写真 猫ちぐらの写真 民芸品の写真

お問い合わせ先

庄内たがわ農協藤島支所(藁工芸部会)
〒999-7604 鶴岡市藤浪4-105-2
電話:0235-64-2212 FAX:0235-64-2219