無名の女性たちの夢と憧れが織りなす
刺し子の伝統を心から愛した開発者
刺し子の伝統を心から愛した開発者
使い果たした布を重ね合わせ、糸を刺すことで再び布の命を復活させた、美しい刺繍に勝るとも劣らない刺し子の技術。
昭和53(1978)年頃、県婦人連の副会長だった鈴木みゑさんがこの伝統を保存しようと、地域の旧家に残されていた雑巾(布の補強のために刺し子をしたもの)を知り合いを通じて集め、縫い目を解いて技法を学び、独自の手法を開発・普及したのが長井刺し子です。さしこ教室でこの伝統を受け継ぎ、発展させています。
昭和53(1978)年頃、県婦人連の副会長だった鈴木みゑさんがこの伝統を保存しようと、地域の旧家に残されていた雑巾(布の補強のために刺し子をしたもの)を知り合いを通じて集め、縫い目を解いて技法を学び、独自の手法を開発・普及したのが長井刺し子です。さしこ教室でこの伝統を受け継ぎ、発展させています。
集めた雑巾の刺し子を解いて復元した柄を
発展させて考案した基本模様は100種類以上
発展させて考案した基本模様は100種類以上
布の上に5mmから1cmの方眼を引き、それに沿って縫っていく独特の手法で、刺し方は縦・横・斜めのほか、「くぐり刺し」も使う置賜刺し子が元になっています。縫い刺しの様に、下絵を描かないで、引いた方眼のどこに糸を出すかによって、いろいろな基本模様がでてきます。その基本模様を組み合わせて個性的な作品に仕上げています。
●バッグ ●クッション ●カード入れ ●コースター
長井市中央コミュニティセンター
〒993-0002 長井市屋城町6-53
電話&FAX:0238-84-5869
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動画で紹介 (置賜総合支庁産業経済企画課 制作)