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江戸時代、高度な技術で知られたものの
いつしか「幻の織物」へ
いつしか「幻の織物」へ
江戸時代後期、第9代藩主戸沢正胤(まさつぐ)が、藩財政立て直しのため、織物づくりを武家の婦女子に奨励したことに始まります。招かれた技術者が研究の末、独自の「亀綾織」を発明し、高度な織り技術で広く知られるようになりましたが、戊辰戦争で城下が火災となり、すべての製造道具を失ったのをきっかけに衰退。その後、何度か復興が試みられ、昭和60(1985)年発足の新庄亀綾織伝承協会によって実現しました。
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
亀綾織独自の手織り技術による
多彩な地紋と気品ある風合い
多彩な地紋と気品ある風合い
亀綾織の一番の特徴である、きめ細やかで多彩な地紋は、「斜文織(しゃもんおり)」という独特の織り方にあります。また、もうひとつの特徴、しなやかな手触りと気品ある光沢は、織ったものをじっくり煮て、不純物を洗い落とす「精練(せいれん)」という作業によって生み出されます。新庄亀綾織伝承協会では、3つのブランド「新庄亀綾織」「新庄綾織」「最上新庄織」を立ち上げ、反物・帯を主軸に製作をしています。また、それらの織布を使用した小物も販売しています。
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●がま口 ●しおり ●念珠入れ ●ふくさ ●ブローチ ●長札入れ(本革使用) ●名刺入れ(本革使用) ●ネクタイ(受注生産)
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