

 
						良質な土と伝えられる今泉の地で
蘇らせた旧米沢藩の「成島焼」
						蘇らせた旧米沢藩の「成島焼」
長井市今泉地区は昔から良質な陶土が出ると伝えられ、それに着眼した山形市平清水の和久井利蔵が、昭和12(1937)年に土管・瓦製造を始めました。その後、次男の富二夫氏(初代)が、同じ地で窯を開き、今泉の土を活かした焼き締めの「長井焼」を開始。昭和40(1965)年に、旧米沢藩の「成島焼」復興を依頼されてからは、復興に向けた研究活動に専念。10年の歳月をかけて、成島焼を今泉で蘇らせました。
※旧米沢藩「成島焼」の歴史はこちらをご覧ください
					※旧米沢藩「成島焼」の歴史はこちらをご覧ください

 
						伝統から学び、現代を表現し、未来へつなげる
和久井窯の現代工芸
						和久井窯の現代工芸
藩内で日用雑器として使われていた成島焼の特徴は、どっしりとした黒釉やなまこ釉の深い味わい。初代富二夫氏はその特徴を活かしながら、「伝統から学び、現代を表現し、未来へつなげる」という現代工芸の美術的価値を高めようと、主に茶陶器や現代陶器を作ってきました。その功績が認められ、平成22年1月には長井市指定無形文化財に指定されています。また、2代目の修氏もその志を受け継ぎ、成島焼を自らの表現として手がけつつ、白い染付けの磁器で作品探求をしています。
					 
						●茶器類 ●食器類 
						 
							 
							 
							 
						
成島焼和久井窯
						
                        
						動画で紹介 (置賜総合支庁産業経済企画課 制作)
						
					 
					
				
 
		
		

