![陶磁器「平清水焼」村山地域山形市](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/detail/03-05img/cate-ti3-5.gif)
![平吉窯の写真](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/detail/03-05img/cate03-pct05-1.jpg)
![歴史と概要](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/Category_img/cate-ti03-li1.gif)
「陶芸の里」として知られる
山形で最も古い歴史を持つ平清水焼
山形で最も古い歴史を持つ平清水焼
山形市の東南、千歳山(ちとせやま)の南麓が平清水の里です。文化年間(1804~1817)、常陸(ひたち)の国から来た小野藤次平(おのとうじへい)が陶祖と言われていますが、それ以前から焼き物が作られていたとも伝えられています。文政年間(1818~1829)、相馬藩の安倍覚左エ門(あべかくざえもん)がこの地を訪れて窯を開き、村内に相馬焼の手法が普及して窯業の一大集落へと発展。明治中期の最盛期には30軒を超えるまでに至りましたが、時代の変遷とともにその規模は縮小し、今では2窯元のみが残っています。
※「小野藤次平」は「小野藤治平」と記されているものあります。
![平清水焼の写真](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/detail/03-05img/cate03-pct05-2.jpg)
![技法と特色](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/Category_img/cate-ti03-li2.gif)
鉄分の多い原土を活かした焼き物が特徴
窯元ごとに異なる風合いが楽しめる
窯元ごとに異なる風合いが楽しめる
平清水焼は窯元によって、使う釉薬も技法も異なります。千歳山の原土は鉄分の多い硬い陶石で、陶器と磁器それぞれの成分となる土が採れたことから、両方の焼き物が作られてきました。かつては生活用品としての品が生産の中心でしたが、現在は主に石英粗面岩(せきえいそめんがん)が風化した丸山陶石(まるやまとうせき)を使い、窯元ごとに新たな方向性を求めています。
![主な製品](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/Category_img/cate-ti03-li3.gif)
●茶器セット ●フリーカップ ●壺 ●辰砂釉花瓶(しんしゃゆうかびん) ●茶碗
![茶器セットの写真](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/detail/03-05img/cate03-pt05-1.jpg)
![フリーカップの写真](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/detail/03-05img/cate03-pt05-2.jpg)
![壺の写真](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/detail/03-05img/cate03-pt05-3.jpg)
![しんしゃゆう花瓶と茶碗の写真](https://yamagata-furusato-kougei.jp/img/detail/03-05img/cate03-pt05-4.jpg)
七右エ門窯
青龍窯