米沢藩の家臣だった相良家で220年間
受け継がれてきた愛らしい土人形
受け継がれてきた愛らしい土人形
初代は、米沢藩の御用窯「成島窯」を築いた相良清左衛門厚忠。藩の役目を退いた寛政年間(1790年頃)から、屋敷裏の粘土を使った人形製作を開始しました。その後も相良家では代々同じ場所、同じ粘土と技で製作を続け、花巻人形、堤人形とともに「東北三大人形」のひとつに数えられるようになりましたが、昭和に入り、戦争のため中断。昭和42(1967)年に相良家10代目(人形つくり7代目)の相良隆氏が復興しました。
現在は、息子の隆馬氏が技術を受け継ぎ、8代目として人形の制作を行っています。
現在は、息子の隆馬氏が技術を受け継ぎ、8代目として人形の制作を行っています。
相良独特の三角目と、ユーモラスな物語風テーマが
時代を超えた可愛らしさを表現
時代を超えた可愛らしさを表現
前後2枚の土型に粘土をつけて張り合わせ、型から抜いたら形を整え、乾燥させて焼成します。その後、胡粉(ごふん)で真っ白に下塗りし、彩色して完成です。
特徴は、初代か2代目が考案したという相良独特の三角目と、高さ4寸(約13cm)に満たない小さなものが多いこと。ユーモラスな物語風テーマも多く、心なごむ可愛らしい印象を与えます。
特徴は、初代か2代目が考案したという相良独特の三角目と、高さ4寸(約13cm)に満たない小さなものが多いこと。ユーモラスな物語風テーマも多く、心なごむ可愛らしい印象を与えます。
●お福さん ●三番叟(さんばそう) ●軍配持唐子 ●蛸乗せ猫
相良人形(相良隆馬)
〒992-0023 米沢市下花沢3-3-64
電話&FAX: 0238-23-8382
電話&FAX: 0238-23-8382
動画で紹介 (置賜総合支庁産業経済企画課 制作)